Statusに来たるBancorプロトコルのご案内
Statusブログ からの再投稿
新しい通貨システムのためのプロトコル
Ethereumの出現と進化により、トークンと分散型ビジネスモデルが登場しました。 これまでの金融的制約から私たちを解放することの他に、Ethereumは世界に対して自分のトークンを作成し配布する力を提供することにより、全く新しい連携、コミュニケーション、インセンティブの方法を可能にしています。
このための2つの大きなハードルはトークン発行であり、それは開発者にとっても、安全な方法で作成し流動性を確保することは困難です。 Bancorはここに変革を起こし、ブロックチェーン技術にまったく初めて触れる人でさえ、利益を得ることができます。
Bancorは、Ethereumブロックチェーン上のスマートトークンの標準化された作成のためのプロトコルです。 スマートトークンは、Bancorプロトコルを実装する標準的なERC20トークンであり、価格発見プロセスを駆動し売買注文を直ちに処理する機能を提供します。 この能力のため、スマートトークンは流動性を保つために取引所で取引する必要がありません。
このプロトコルは、誰もが新しい金融システムを素早く安全に導入し、価値のある資産を発行し、これまでは実現不可能だった通貨ネットワークを構築出来るような使いやすく強力なツールセットを提供します。
トークン・ベース・コミュニティの作成
トークンは、コミュニティに対して、共通の目標へ協調し、共通の関心を促し、ゴールへの道筋をひとつに束ね管理する能力を提供します。 可能性の列の中で、彼らは影響力や投票権、仕事への貢献を発揮し、社会的な輪の中に立つことができます。
Bancorは、ユーザーが生成したトークンのロングテール性の実現を追求し、ニッチなコミュニティやその通貨に、それらの大きさに寄ることなく成長する能力を提供します。 ネットワーク上の取引は、値幅や当事者間のリスクなく、あるトークンから別のトークンへの自律的な交換を確立します。 これにより、コミュニティのメンバーがトークンを作成するとすぐ、トークンを常に流動的かつ有用なものとすることができます。
StatusとのBancorのご紹介
これまでのところ、Bancorのユーザー体験はwebインターフェイスを利用しており、Facebookメッセンジャー、テレグラム、Wechatなどの一般の集中的なチャットボットプラットフォームとシームレスに統合され、ユーザーに対し擦れのないログイン体験を提供しています。 Bancorは今後数ヶ月内に(目標: Q3)その統合リストにStatusを追加し、Status APIを利用することを発表しました。
Bancorは、サポートをStatusにも拡充することにより、ユーザーはEthereumの技術的知識の必要なく、ユーザー認証、通知、ボット支援機能(トークンの発行、新しいコミュニティの作成、さらにはETF(トークン・バスケット)など)のための完全分散型メッセージング・プラットフォームを利用可能となります。
もしも我々の情報をいち早く手に入れたい方はBancor Network Whitepaperをチェックしてみるか、またはStatus Slackにて直接お問い合わせください。
また、Bancorプロトコルや今後のBANCORネットワーク・トークンに関する情報をご希望の方はこちらのサイト www.bancor.network を御覧ください。
Tatu Kärkiへ感謝を込めて。
Originally published at blog.bancor.network on May 22, 2017.